水虫の原因と治療について

水虫とは足にできる皮膚がはがれる皮膚病の総称となります。カビの一種の白癬菌によるものがもっとも多いため、水虫=足白癬とする場合が多い。白癬菌は陰部で繁殖すれば「いんきんたむし」、体部なら「たむし」、頭部なら「しらくも」となる。

水虫に似たうような症状は結構ある。正確に診断するには白癬菌を確認する必要がある。皮膚科では顕微鏡(カセイカリ鏡検査)で診断する。10分ほどでわかる。白癬菌は10数種類あるが日本では2種類(紅色菌、趾間菌)が水虫の原因。まれに違うタイプもある。皮膚の角質(最外層)に寄生するが、白血球に撃退されてそれ以上は入り込めない。

この病気の原因:白癬菌が水虫を生じさせるには条件がある。皮膚表面の温度と湿度がかぎ。靴を履く時間が長くなれば繁殖の危険性は増やすことになる。近年は女性の発症が増えている。高温多湿の梅雨時は患者数が急増する。

水虫を治す薬を発明したらノーベル賞ものと昔はよく言われた。現在は十分な治療効果のある薬(抗真菌剤)が開発されている。家庭用の浴槽に耳かき一杯の薬を入れた程度でも白癬菌の繁殖が抑えられるほど。

それでも水虫がなかなか治らないのは治療が不十分なことと、白癬菌の環境が改善されないためだ。爪の裏側や足の裏側など角質が厚い場所に繁殖すると治療薬が届かないケースもある。完治させるにはきちんとした治療方針を立てる。根気のよさも必要だ。

治療法について:市販の水虫治療薬も有効成分は処方薬と同じ。濃度は低い(市販薬は処方薬の3分の1以下)が効果はある。ただし水虫に似た皮膚炎や細菌感染症を併発していることもあり、一度は診察を受けたほうがいい。